きゃらめるぽっぷこーん 

映画鑑賞メモ保管場所 mottoは簡潔に

花を宿す女

20140821-1.jpg

うん、、ちょっとエロかったですね。

邦題は「花を宿す女」、、、花になって交わりたい、、なんて表現してますけど

原題は「菜食主義者」だって。

う~~んちょっと違う気がしますけど。

肉が食べられなくなったんですよね、でも野菜とか果物は食べてた。

菜食で暮らしていくことに何の問題もないですしね。

お医者さんも言ってたけど、要するに拒食症と統合失調症を併発してしまったと言うことですよね。

そう言ってしまえば元も子もないけど、、、

私の乏しい知識ですけど、拒食症って家族関係、特に父親との関係性に大きく影響を受けるらしいけど、まさにそれでしょ。

幼い頃の経験が彼女にある種の不安感(安定できない要素)が消えない。

可哀想ね。

痩せても痩せてももっとやせて綺麗になりたいって思うんですってね。

だから体に花の絵を描くということが、彼女にとって安心できる要素になったってことは納得できるかもね。

でもあの義兄の芸術家さんがまともな神経とは思えない。

芸術だからといって許容できないところまで完全に行ってます。

最後、あれ?夢オチ?みないな雰囲気もありましたけど(ずるい~~)

独特な映画でした。

20140821-2.jpg

花を宿す女(原題:채식주의자)  2010年

監督:イム・ウソン

出演:チェ・ミンソキム・ヒョンソン、キム・ヨジン

ある夢がきっかけで、ヨンヘは突然肉食を拒否し、菜食主義者になる。やがて、肉の匂いの体臭に耐えられないと、夫とのセックスも拒絶。家族一同は心配するが、ある日、父親が力づくで肉を食べさせようとすると、彼女は発作的に手首を切る。退院後、離婚し、引きこもりになったヨンヘを、姉の夫ミノが見舞う。映像作家のミノはスランプに苦しんでいた。彼はヨンヘの体に花の絵を描き、ビデオに撮りたいと申し出る。秘密の共同制作で、ボディペインティングされた花の妖しさに魅せられた二人は、いつしか倒錯した世界へと迷い込んでいく。