きゃらめるぽっぷこーん 

映画鑑賞メモ保管場所 mottoは簡潔に

ラ・ラ・ランド

やっぱりね、映画でミュージカルは得意じゃないってこと、
いや、あくまでワタクシの話です。
レ・ミゼラブルで映画にミュージカル要素は求めてないと思い知ったのに、
      ⇒レ・ミゼラブル
もしかしたら面白かもしれないじゃないかっって思ってね。
結果、面白くなくはなかったですけどね、、(←まわりくどい)




開始早々の高速道路での歌と音楽。
遥か遠くの向こうの人も踊ってるのが見えるのは実際に道路を封鎖して撮影したんだって。
でもさ、私としてはまずは物語に入り込んでから始まって欲しいワケですよ、歌と踊りは。
いきなりわけもわからず歌って踊られたら、
え?これCM?   な、、、、
いかーん、いきなりの疎外感(汗)

前半は若干そんな感じでした。

映像はカラフルで綺麗で、長回しで撮ってるから臨場感もあるし充分楽しい。
ロサンジェルスの風景も綺麗で楽しめます。

二人が恋に堕ちてラブラブな時間を過ごした後、
夢に挫折して物語が展開し始めた頃に、やっと仲間入りできた感じですかね。
全体的にちょっと古典的というか古臭くないですか?
物語の展開も、主人公のキャラクタも既視感ないですかねー(誰に言ってる?笑)

ラスト10分くらいは意外性があって驚いた。
どれが現実でとっちが夢(記憶)なのか戸惑ったよね。

あのとき違う選択をしたらどうなったのか、、って誰でも一度は思ったことあるはずだから、
ぐるぐるしたまま終わっちゃって、
結果どっちだったか、ってことより、切なさで終了した感じ。
この感じは面白いなって思った。

デイミアン・チャゼル監督は、前作「セッション」を観なくちゃね。