きゃらめるぽっぷこーん 

映画鑑賞メモ保管場所 mottoは簡潔に

トンネル 闇に鎖された男

久々にTSUTAYAに行ったら、なんと新作韓国映画のエリアができてる。
(旧作は洋画にカテゴリされるようになったから探しにくいんですよね)
一時期つまんなくなったなーって思った韓国映画だけど、ちょっとまた来てますかね!




トンネル崩落事故によって閉じ込めれた主人公が脱出できるの否かのパニックムービー。
ハ・ジョンウ主演で韓国で大ヒットしたことは知ってました。

崩落場面は迫力あったねー、ひっ!って何回も声上げちゃった。

狭い空間に閉じ込められて、やがて真っ暗になるのかなって
たったひとりでこの状況でドラマが生まれるの?って
最初は閉塞感があったけど、描き方が暗くなくて助かる。
予想外に展開があって飽きなかった。

救助隊員でダルス氏が登場して一気にテンションが上がりましたわ。
彼が出演するだけで期待度が200%上がります。流石!
○○○○も飲んじゃうんだよ、なんて真面目に仕事する人なんだ。

ジョンウ氏も極限状態でも水を分けてあげたり、携帯電話貸してあげたりといい人で、
こういういい人はちゃんと助かるようになってるのよ映画は。正直者は損しない。

ペ・ドゥナも良い女優さんですよね。
この3人の共演だもん、もう間違いないでしょ。

韓国政府や民意のレベルの低さもちゃんと描いてる。
マスコミが被害者と直接電話して放送するのも、実際何度も見たことあるし、
被害に遭ってる人の奥さんと記念写真って、、、ありそうで笑うしかない。
手抜き工事もたぶん検証はほどほどで改善される気がしないし、
そもそも何日もかけて救助の掘削をするに当たって、工事当事者は参加しなのですかね。

救出の部分があっさりで、そこをドラマチックにしてたらもっとカタルシスがあったかもだけど、私は現実的で嫌いじゃない。
でも彼はギリギリで生きていたはずで、そこはもうちょっとあってもいい。

そもそも生存確認の方法があるのなら早めにするべきで、
突っ込むところはたくさんあるんですよね。

でも、そういう部分も含めて力強くて韓国映画らしい
エンターテイメントな作品で楽しめました。


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